ノーやん日記パート2

倒木の野次馬

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 晴れ。新着の「非核の政府を求める会」ニュースを読む。10月5日、国連に515万人分のヒバクシャ国際署名を提出したという。日本被団協の事務局長のインタビュー記事。「核兵器禁止条約ができても核保有国は核兵器を手放さないのではないか」「日本政府の姿勢は変わるのか」の疑問に答えて、「72年かかったとはいえ、禁止条約はできたではないか、これこそ廃絶はできるということを示しているではないか」と思います。…「必ず人間は廃絶を実現します、それだけは断言できます」と。被爆者に勇気づけられる。

 濱口桂一郎さんの「新しい労働社会」、内田樹さんの「下流志向」など乱読。「非正規労働者の本当の問題は何か」など興味深いが、日本の雇用形態は複雑で理解しづらい。学校現場の変貌の問題も興味深いがよく理解できないところが多い。昔流行った「新人類」ということばを思い出す。ものを協働で生産したり加工したり運んだりする労働から子どもが遠ざかっているのは都市生活者だけの現象なのだろうか。カネカネカネの社会をつくっているのは日本だけなのだろうか。疑問が広がるばかり。昼はパスタ・ナポリタンにオクラと大葉を刻んでふりかける。

 午後、千里南公園の台風禍のようすを見に行く。ユーカリやポプラの倒木の処理作業は遅々としている。公園を散策中の老人たちが野次馬になって巨木の解体を見守っている。野次馬は、「馴らしにくい馬」あるいは「老いた雄馬」ともいうらしい。愚老も同じ。スーパーでなるとのさつまいもとインゲン豆を買って帰る。写真は台風で倒れたユーカリの巨木(千里南公園で)
          野次馬の倒木囲む秋の空 昇龍子

コメント一覧

ノーやん
https://55926699.at.webry.info/
{%笑いwebry%}ユーカリの倒木もすぐお金に換算してどれくらいと考えてしまいますが、発想を転換して「ここにユーカリの大樹2017・10・22台風21号により倒れる」のモニュメントを立て、解体した巨木でテーブルや椅子づくりなどの工作材料にしたらどうかと思います。役所はどう始末するのか気になるね。
fm
「野次馬の倒木囲む秋の空」

大変な倒木ですね。でも立派な住宅地にお住まいというべきです。羨ましい限りです。
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