きょうも樫ノ木公園を通ると、うぐいす君の歌のレッスン中。ぼくの耳に間違いがなければ、きのうより進化した「ホ～ホキキキョ、キキキョ」だった。それを高台のベンチで長髪を束ねた男性が聞いていた。芸術家かも知れん。後ろ姿しか知らず、声をかけたこともない。彼ならうぐいす君の声の進化を聞きとっているはずや。公園の北側にはマイカーが10台ほど止まって、子どもらの声も聞こえた。お昼は、自作のぺペロンチーノ。やはり、即席降りかけよりはましな味や。にんまり。
午後、南千里へ牛乳や麺類を買いに走る。わが家の今月の食費はすでに赤字と“通告”される。うどんとパスタがあと１把しかない。しかし10日間、食わぬわけにはいかん。千里みどりのさんぽみちを通りながら乙女椿と白椿を愛でる。消費税に泣かされ、年金減らしに涙し、妻には「かいしょなし」と叱られる、わが輩のこころの赴く先は純白な椿。裏返せばそこには強権をほしいままにする自公と維新の政治への真っ赤な怒りも込められているぞなもし。
葉隠れの白い椿よ眩いか 昇龍子
