お昼はかけそば一杯。洗濯糊と玉ねぎの買い物ついでに千里南公園へ。若葉が日ごとに増え野鳥の囀りが嬉々としている。ピイピイピーピイッ~(4音節)。チイチョチイチョチッ(3音節)。きょうは人が少ない。子ども連れはチラホラ。老人の方が多い。孫の手を引いて散策する人も。池の北端にある一茶の句碑横(写真上)で一休み。発泡酒を飲む。
痩せかへるまけるな一茶是に有
南千里に住む拓本家が善光寺にある一茶直筆の短冊(真蹟)から採った句碑。ぼくは数年前、ある俳句誌に9回、「大阪の一茶『西国紀行』を訪ねて」を連載していただいたことがある。その折にこの句碑の主を探していたところ、まったく偶然に句碑製作者に出会い、経緯を知った。ちなみに大阪には一茶の句碑は5か所ある。一茶は大江丸をはじめ多くの在坂俳人と交流し、いわゆる「一茶調」をつくりあげた。一茶全集を読むと一茶はしきりに大坂弁をメモッていた。ぼくは驚いた。
一茶は晩婚で子どもができたがあいついで失う不幸に見舞われた。最愛の長女さとのことは「おらが春」に赤裸々に詠われている。
子どもは宝。その考えは間違っているのか。日本は確実に少子化社会に突き進んでいる。Aマンションに鯉幟があがった(写真下)。風はたよりなく子どももみあたらない。
葉牡丹を抜いて薄着の夏立てり 愚句
子どもよべ砂場に垂れる鯉幟 同
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ノーやん
fm
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