老人はいったん弱気になるとズルズル後退することはないか。これまで妻に助けられて生きてきた。もし妻が先に倒れたらどうしよう。そんなことは想定外だった。順番はあくまでわが輩が先やと。よからぬ思いが巡る。昼はたぬき蕎麦。薄揚げ、椎茸、蒲鉾と刻みネギで。
午後、部屋に籠って「蕪村全集」第一巻を読む。抜き書きなどした蕪村ノートには、「蕪村全集」9巻中6巻まで読んだとある。2・4・8巻が未読のよう。第一巻は読んだことになっている。けど初読みといっしょ。140ページほど読み飛ばす。いろいろ頭を巡らしていると、愚老は、芭蕉が終焉の地大坂を歩いた道程の後追いと大阪の俳蹟記事、一茶の大坂行脚の後追い記事、蕪村の京と池田と毛馬の遺品や遺蹟の「ノーやん日記」など,を書き散らしていることに気付く。これはわが輩の宝物にしたい。できるかな。夕食は愚老がつくる。写真上=千里みどりのさんぽみちのハゼノキ、下=千里西町1丁目バス停コンテナ。
終活に順序はあらず紅葉映え 昇龍子
コメント一覧
ノーやん
fm
最新の画像もっと見る
最近の「インポート」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事