ノーやん日記パート2

彼岸の入り

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 曇り。<暑さ寒さも彼岸まで>の通り涼しくなった。きょうは彼岸の入り。23日の秋分の日には昼夜が等分する。春秋の2季に巡ってくるお彼岸。いつごろからなぜお彼岸というのか。そもそもを「大言海」などで調べる。「彼岸」ということばは仏教語という。「生死ノ境界ヲ此岸トシ、涅槃ヲ彼岸トシ…」云々。仏事として「彼岸会」がある。しかし、…。

 これ、「仏典ニハ見エズ」とある。インドにも中国にもないらしい。平安朝には「彼岸は一種の祝い日」で、近世になって大衆の行事となり、大阪では西日の極楽浄土が拝める四天王寺さんがとくに賑わうようになったという(渡辺照宏著「日本の仏教」から)。太陽が真西に沈むところにあの世ー西方浄土があるという信仰に結び付いたのだろう。「大言海」も「本邦祖先崇拝ノ風ヨリ転ジテ行ハレタ」日本独特ものだろうとしている。

 四天王寺さんのお彼岸はいまも善男善女で賑わう。昼は素麺。団子やぼた餅の代わりにきのう炊いた南瓜と薩摩芋を食す。午後、用事がてら箕面のスーパーへ食料品を買いに出る。写真上=千里東町交差点のヒガンバナとキバナコスモス、下=実をいっぱい付けたナツメ。
          田の畔に何をか祀る彼岸花 昇龍子


 

コメント一覧

ノーやん
https://55926699.at.webry.info/
{%笑いwebry%}西洋はずっと太陽暦ですね。春分があり夏至もあるなら当然春分も冬至もあるという関係になりますね。暦の作り方も固定した月日と合致するよう工夫しているんでしょうかね。
fm
春分の日マリアは聖ガブリエルに受胎を告知され、従姉妹のエリザベスを訪問すると妊娠中でマリアの受胎を喜び未来の洗礼者ヨハネはエリザベスの胎内で喜び踊った。これで妊娠6ヶ月とされ、キリストより6ヶ月早く生まれ夏至の日を洗礼者ヨハネの日とした。さてのこる秋分の日をどうするか。天使の中で最も強い天使ミカエルの日としました。収穫が終わり、小作人は税金で大変な頃です。九月二十九日とされています。
ノーやん
https://55926699.at.webry.info/
{%笑いwebry%}正ミカエルの日とわがお彼岸と接しているのかわかりません。分かったら教えてください。
fm
西洋では大天使聖ミカエルの日が年を4等分する日でしょうか。年貢や家賃を納める日、越すに越されぬ正ミカエルの日です。
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