ノーやん日記パート2

「万葉の里」の秋

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 曇りのち晴れ。夜明け前、鉦叩きに起される。チンチンチン。もの悲しい声。朝から佐々木信綱編の「新訓万葉集」から秋の歌を探す。巻の八と巻の十にあった。春夏秋冬別に「雑歌」(ざふか)と「相聞」(さうもん)に分けられてある。巻の十では、「七夕」「雁」など詠題別分類もされている。季題ではないがそれに近い。「露」「黄葉」「鹿鳴」「蟋蟀」「月」など。巻の八には山上憶良の「秋の野の花を詠める歌二首」がある。昼、ざる蕎麦。芋と枝豆を副菜に。

 昼から、自転車で万博公園の「万葉の里」へ。人気なしの草茫々。看板に山上憶良の「萩の花 尾花葛花瞿麦の花女郎花 また藤袴朝貌の花」が書かれている。いわゆる秋の七草。萩は少しだけ、葛は見えず、瞿麦はカワラナデシコが少々、女郎花と尾花(ススキ)だけが元気。藤袴は見えず、朝貌(キキョウ)は花が終わり実がついていた。なんや、「万葉の里」の秋はほとんど終わってるやんか。帰りに津雲台のスーパーで発泡酒を買って帰る。
          万葉の里に見上げる女郎花 昇龍子

 

コメント一覧

ノーやん
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{%笑いwebry%}万葉集に詠われている植物は「万葉の里」にもヨメナ(ウハギ)、ノカンゾウ、マユミ、スミレ、ヒガンバナ、ニワウメ(ハネズ)、ミツマタ(ササクサ)、フジハカマなどいろいろ植わっています。たしか奈良にも「万葉植物」を植えているところがあります。
fm
「万葉の里に見上げる女郎花」

先日アイオワの自然を愛する人物のブログをいつも注目しています。彼は西部の大草原は開発により、なくなったが、かって生えていた草を植える試みがなされているとのことでした。ただし、これは自然の復元ではなく、レプリカなのだと言っていました。万葉の里はどうですか。
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