きのうは夏至から11日目の半夏生。太陽の黄経が100度の日。この日雨になると大雨になると言われてきた。九州では梅雨の終わりの休み日を言うそうだが、梅雨が終わるどころか九州地方はけさから猛烈な雨。大分県中津市では一時間雨量が91ミリを記録したとか。活発な梅雨前線の影響で今晩西日本各地で大雨が予想される。
健康診断の結果が届いた。治療中の高血圧症に加え貧血症、腎障害、脂質異常症など「要治療」項目が増えた。不摂生をしているとは思わない。帯状疱疹後神経痛の治療薬の影響ではとも思うし加齢も関係あるのでは。いずれにせようっとおしい。次回診療で指導を受ける。
混迷する政局を世界はどうみているか。ネットで検索する。ロイターは、民主党元代表グループの集団離党で首相は「党内をまとめやすくなる」、AFPは「社会保障と税の一体改革関連諸法案は参院で成立する見通し」、WSJは「野田政権が退陣に追い込まれるとの見方が浮上している」、英フィナンシャルタイムズは「小沢新党の影響は限定的」。それぞれ言い当てていると思う。が政局混迷の根本を抉り出す論評ではないと思った。消費税増税にしろ大飯原発再稼働にしろ米海兵隊の垂直離着陸機オスプレイの日本配備の問題にしろ吹きあがっている草の根のアクションの根はどこにあるのか。そこを掘り下げて見つめてほしい。そうでないと庶民にとってはどうでもいい、単に政界の“合従連衡”の話に終わる。「真相」はベールに覆われたままとなるだろう。
ベール脱ぐアガパンサスは雨の中 愚老
