花壇に出るとヒヤシンスが青紫色の花を開いている(写真上)。ユリ科の多年草。原産地はギリシャから小アジア。原種は青紫色という。花色は紫、青、赤、黄、白をベースに豊富や。湯浅浩史著「花の履歴書」によると花の名は「スパルタの王アミクラスの子、ヒアキントスに由来する」という。太陽神アポロンの投げた円盤を、西風の神ゼフィロスが命中させて流れた血から生じた、とするギリシャ神話説。トロイ戦争の勇士アジャッキスの血から生じたという説もあるそうや。ギリシャでは悲しみの花として栽培するに至らなかったが1585年にヨーロッパに導入され、17世紀のチューリップの大狂乱に続き18世紀にはヒヤシンス熱がヨーロッパに起きたという。オランダでは球根一つが2万ドルという大ブームになったという。
花壇の雑草引きをする(写真下)。かがむと腰がぎくっ。ついいいかげんになる。ヒナゲシもマメカミツレも根が千切れてしまう。「指一本で治す先生教えてあげましょか」。「お風呂で腰をあたためなさい。外へ出るときはカイロを腰に当てて。2,3日で治るよ。ほっとくとクセになるよ」。きのう内科で処方してもらったのとは正反対のご意見。一応医師の指示通りにしよう。そのうえで先輩諸氏のご忠言、考えよう。「どれが雑草でっか」。そう言われるほど雑草が蔓延っている。気にはなるが根詰めるとぎっくり腰がひどなるかもしれん。マイペースでいこう。
春雪の周囲は解けてヒヤシンス 温亭
ぎっくり腰まずは温めずヒヤシンス 愚老
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ノーやん

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