ノーやん日記パート2

ホトトギス鳴かぬなら…

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 曇り。午前中、坪内稔典先生の「正岡子規 言葉と生きる」少年時代と学生時代を読む。幼少のころから物書きが好きで手書きの回覧雑誌をつくって回し読みさせていたという。かなりのおませで政治演説の原稿を書いたり、読書して名声を挙げる出世を夢見た。が、若くして結核にかかり余命10年と悟り、真っ赤な喉から血を吐くように囀るホトギス、子規を名乗って生き抜いたのだった。凡人のわが輩にはとても真似できぬ生涯だった。

 内心処罰の“共謀罪”があすにも衆院を通過しそうである。行為を罰する刑法原則の大転換。唇寒き暗黒社会につきすすむのか。あべ政権は衆院3分の2を超える議席があるいま憲法九条改定へ突進する腹のようだ。「読売」が味方してくれる。「産経」も。NHKも後押ししてくれる。そうふんでいるように見える。

 ホトギスをめぐる織田信長、豊臣秀吉、徳川家康の三傑の歌を稔典先生は書いている。ぼくも小学生の時に聞いたことがある。You Tubeで聴いてみた。テッペンカケタカ トッキョキョキャキョク。
(織田)鳴かぬなら殺してしまえホトギス
(豊臣)鳴かぬなら鳴かしてみようホトトギス
(徳川)鳴かぬなら鳴くまで待とうホトギス

 安倍首相は、家康ではない。信長か秀吉か。頭領がやってはいけないことを号令したという意味では信長に近い。世間に攻撃的で「こわい人」という声が聞かれるのは自然だろう。ブラックなオピニオンリーダーでもある。写真上=アマリリス、下=パンジー・ビオラ。
         残忍な宰相や逃げよ杜鵑 昇龍子
          
          
          
          

コメント一覧

ノーやん
https://55926699.at.webry.info/
{%ふつうの顔webry%}そんな動き現実にあるんですか。
fm
「残忍な宰相逃げよ杜鵑」

やりたい放題の大統領にユダヤ人がドイツに逃げ出そうとしているそうな。
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