お昼から生態観察同好会の例会へ。14人が出席。服部緑地公園の植物の観察結果を各自発表した。きょうはその続きで、ユリノキ、マルバヤナギ、シナサワグルミとサワグルミ、カキノキ、フウとアメリカフウ、アベマキとクヌギ、アラカシ、アジサイ、クスノキ。「ユリノキ」は大正天皇が命名したという説をめぐって真偽のほどが議論になった。マルバヤナギ別名アカメヤナギは柳絮が火を付ける発火剤として生活の必需品だったという。絮に点火をして実験した。よく燃える。なるほど。試してガッテンや。フウ(タイワンフウ)とアメリカフウの違いは葉の形と実の大きさで区別できるのだが話は北千里から藤白台方向にあるフウの並木道・彩色街道に話が弾む。TVに紹介されたという。いちどいってみよう。カキノキは雄花、雌花が同樹、異樹、両性のもある「雌雄雑居性」に話が弾む。紫陽花はピンクから咲き始めるものと青から咲き始めるものがあり花に中毒を起こす物質があるという話にみんな「へえ~」。愚老は、アラカシ。親戚の多い木。その見分け方、炭や農具、船具などくらしに有用な植物であることを話した。ゴルフボールほどのラクンショウ、枝豆のようなムクロジ、でこぼこした辛夷の実…どれも不思議だった(写真上)。
曽根にある豊島公園も蝉が大合唱中。誰かが蝉殻が10コ以上付いた夾竹桃の枝を花瓶に挿していた(写真下)。気色悪いという人もいたが、短い熊蝉の生涯を短歌にしてみたいという人もいた。夏のまっ盛り。
抜け殻の競い発てるや夾竹桃 愚老
空蝉の第一声を枝記す 同
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ノーやん
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