妻から、「おめでとう」と言われて、はっと「ありがとう」という。きょうは、わが輩の誕生日。満79歳。毎年のことながらいろんな企業から「お誕生日おめでとう」メッセージを頂く。娘からはケーキをもらう。嬉しいね。感謝感謝。 なぜか、F.L.アレン著、藤久ミネ訳の「オンリー・イエスタデイ」を読む。いまから100年前のアメリカの世相と人びとの気質を活写した本。タイムカプセルを開けたごとく。小林多喜二も愚脳に出てきた。「一九二八年三月十五日」。「革命は台所から―これは動かせない公式だかななあ」。権力による「連続した拷問」と現実の虐殺。
そういう非道・非情に抗して21世紀も地球上の人びとは老いも若きも戦い続けている。理性と痴性のせめぎ合い。生か死か。北欧の一高校生からはじまった「授業スト」もその問いのひとつではないか。悲観はしないが楽観もできん。頼りは若い世代の理性の力や。そう思うと、きょうのめでたさは一茶と同じ「ちうくらい」。お昼は、月見そば。写真は、きょうも服部緑地公園花壇から。
めでたさはまだ三月の半ばなり 昇龍子
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ノーやん

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