午前中、“日本一海に近い駅”予讃線下灘駅(写真上)から伊予上灘駅まで6分間の旅を楽しむ。海辺にポツンと小さな屋根だけがたつ無人駅。瀬戸内海の島々が一望のもとや。緑の島なみ、青い空、蒼い海、釣り船のような小舟が浮かぶ。写真をパチパチ撮る。昼食は、蛸飯とイカの天ぷらの食べ放題。ぼくは一膳で十分。妻と娘は蛸飯をお代りした。
旅のもうひとつの見どころ、しまなみ海道に向かう。今治から尾道まで6つの島を9つの橋で渡る。しまなみ海道から見る瀬戸内の景色は素晴らしい。小さな島にも家がある。小島で人々は生計をたてているんや。途中、生口島に立ち寄る。手づくりジェラードを食べる。尾道から福山市の鞆の浦へつく。ここは歴史のまち。潮待ちの港には常夜燈がある。歴史を留める狭い道に町家がならぶ。高齢のガイドさんが名調子だった。紙芝居調で鞆の浦の歴史を語ってくれた。まちを愛する心が伝わる。「いろは丸事件」で坂本竜馬が紀州藩と“海難審判”をしたという家がいまもある。港から市営の「平成いろは丸」が仙酔島まで出ている(写真下)。旅の目玉はここで終わる。
夏も終る。見どころいっぱいの旅に満喫した。帰路、激しい雷雨にあった。帰阪した大阪はむし暑い。わがまちは38度を超えていたという。ああここは大阪や。きびしい現実に舞い戻る。
海道の小島いずこも煙立つ 愚句
老ガイド誇り充ちたるまちの顔 同
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ノーやん
fm
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