ノーやん日記パート2

西国の旅ーその3

画像
画像
 「海辺を走るローカル列車と天空の歴史遺産・奥道後温泉2日間」の旅2日目。朝6時過ぎ広い温泉の朝風呂に入ってしゃきっと元気。気分爽快。8時、観光バスで2日目の旅へ出発。愛媛県砥部町にある砥部焼陶芸館を訪ねる。国指定の伝統的工芸品や。白磁に薄い藍色の手書き紋様をした花瓶や食器など。一つひとつが芸術品。ちょっと高価だが見るだけでもたのしい。

 午前中、“日本一海に近い駅”予讃線下灘駅(写真上)から伊予上灘駅まで6分間の旅を楽しむ。海辺にポツンと小さな屋根だけがたつ無人駅。瀬戸内海の島々が一望のもとや。緑の島なみ、青い空、蒼い海、釣り船のような小舟が浮かぶ。写真をパチパチ撮る。昼食は、蛸飯とイカの天ぷらの食べ放題。ぼくは一膳で十分。妻と娘は蛸飯をお代りした。

 旅のもうひとつの見どころ、しまなみ海道に向かう。今治から尾道まで6つの島を9つの橋で渡る。しまなみ海道から見る瀬戸内の景色は素晴らしい。小さな島にも家がある。小島で人々は生計をたてているんや。途中、生口島に立ち寄る。手づくりジェラードを食べる。尾道から福山市の鞆の浦へつく。ここは歴史のまち。潮待ちの港には常夜燈がある。歴史を留める狭い道に町家がならぶ。高齢のガイドさんが名調子だった。紙芝居調で鞆の浦の歴史を語ってくれた。まちを愛する心が伝わる。「いろは丸事件」で坂本竜馬が紀州藩と“海難審判”をしたという家がいまもある。港から市営の「平成いろは丸」が仙酔島まで出ている(写真下)。旅の目玉はここで終わる。

 夏も終る。見どころいっぱいの旅に満喫した。帰路、激しい雷雨にあった。帰阪した大阪はむし暑い。わがまちは38度を超えていたという。ああここは大阪や。きびしい現実に舞い戻る。

海道の小島いずこも煙立つ 愚句
老ガイド誇り充ちたるまちの顔 同

コメント一覧

ノーやん
https://55926699.at.webry.info/
{%笑いwebry%}〽ときは慶応三年、坂本竜馬の土佐海援隊がいろは丸で大坂へ向かっていたところ…ベンベン。紙芝居と言っては失礼か。講談調。おっちゃんもっとやってんか。といいたくなる名ガイドでした。
fm
「老ガイド誇り充ちたるまちの顔」

ガイドは特訓受けた若いオネエさんもいいが、年を取った人のほうが味があります。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「インポート」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事