ノーやん日記パート2

包丁砥ぎも師走かな

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 曇り時々晴れ。日中、一時しぐれる。暗くなったり明るくなったり。雀はほぼ丸い。北海道は凄い寒波らしい。大阪も零度以下の予報に身構える。昼は、竹見台のマーケットでひとつ100円の大きな寄せ揚げを買い、天ぷらそばに。満腹。狸腹になりそう。

 きょうは、気になっている包丁砥ぎ。わが家には出刃包丁、肉切り包丁、菜切り包丁、万能文化包丁の4種がある。残念ながら刺身包丁はなく出刃包丁で代用する。包丁砥ぎは毎年、愚老の仕事。出刃包丁と肉切り包丁を妻は滅多に使わない。妻はもっぱら万能包丁と菜切り包丁。この二本で肉も魚も鋸切りをする。その習性は直らない。わが輩は、野菜のトントン切りも肉や魚の一方切りも習性になっている。肉や魚の鋸切りは身をぐちゃぐちゃにする。上から下へまっすぐスライスするように切る。口に入れればいっしょというが鮮度も味も違う。これは、育ちの文化の違いかもしれない。近ごろ、包丁や俎のない家もあると聞くが、包丁砥ぎはもうしなくなったのかな。

 津雲台のマーケットへ行ったら刃物砥ぎ屋さんが軽自動車で来ていた。靴の修理もいっしょにしていた。使い捨ての時代、修理と言う仕事はたいへん貴重だと思う。昔、ドイツには修理のマイスター制度とかいうのがあるのを聞いた覚えがある。包丁は調理に欠かせない大事な道具。だいじに使い続けたい。写真上=千里さくら通りに面する竹見台団地。下=同じく東側に面する津雲台団地。
          包丁砥ぐ山家の婆の薄笑ひ 昇龍子
          雀らも年末寒波に身構へる  同

コメント一覧

ノーやん
https://55926699.at.webry.info/
{%笑いwebry%}エノケンの映画にありました。大江某と言う女優演じる人食い婆がざんバラ髪して包丁を研ぎならウス笑いするコワイコワイ映画でした。スローモーションで。
fm
「包丁砥ぐ山家の婆の薄笑ひ」

怖い話に聞こえるが本当はどうですか。
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