ノーやん日記パート2

新横綱の逆転優勝

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 曇りのち小雨。井上宏著「大阪の笑い」を寝転んで読む。「攻撃」としての笑いと「協調」としての笑いがあるという。「攻撃」としての笑いは、反権力的な「諷刺」だろう。「協調」としての笑いは、大阪的な笑いではないか。

 大阪人の笑いには「しゃれ」と「悪態」がある。「しゃれ」の笑いは、たとえば「赤児の行水」。「お金がたらいで泣いている」。「妹の嫁入り」といえば「姉(値え)に相談」、「芝居の植木」は根付いていない、つまり「根拠なし」。「黒犬のおいど」は、だじゃれだが「尾(お)も白うない」。といった調子で婉曲かつ「痴的」である。

 「悪態」の笑いも、「あんたは春の夕暮れやね」。つまり「暮れそうで暮れん」「けちや」という婉曲な返答でけんかにならん協調的笑いの変種ともいえよう。

 さて、きょうの大阪場所千秋楽。終盤のアクシデントで心配された稀勢の里が本割・決定戦とも照ノ富士を制し優勝した。その瞬間思わずばんざいした。きょうの気分は最高や。笑いは嬉しいときもあるんや。
          春場所の逆転優勝男泣き 昇龍子
 

コメント一覧

ノーやん
https://55926699.at.webry.info/
{%笑いwebry%}その通り。みんなじれったく思っていた新横綱。優勝など期待もせず怪我をひどくせんようにとだけ願っていたのに優勝しよった。なせばなるなさねばならぬなにごともならぬはひとのなさぬなりけり。かな。一観客への訓え。
fm
「春場所の逆転優勝男泣き」

本当に驚きましたね。今迄ジレッタイ力士でしたがね。本当に言うことなし。
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