桜開花と鶯

　晴れ。きのう大阪も開花宣言した。朝、北千里の桜並木へ確かめに行った。確かに一本だけだが咲いていた(写真下)。箕面の安上りスーパーへパスタなど食料品を買いに出る。途中、北千里・青山台の緑地帯で鶯が上手にホーホケキョを歌っていた。成鳥なのだろう。もういちど聞きたかったが急な坂道の自転車ではそれきりだった。

　今週の日曜日には雨が降るそうやから開花はいっきにすすむのではないか。桜と鶯もいい取り合わせや。しかし句例は見当たらぬ。朝のうち町内を徘徊して昼は、讃岐うどんの納豆ぶっかけ。茹であがった麺は冷水で締める。水を切って、納豆、刻みネギ、生卵、卸し生姜、刻みトマト、だし汁を入れ、菜箸でぐるぐる混ぜるだけ。

　樫ノ木公園の鶯の鳴き方が気になったので聞きに行く。きょうは、下5のレッスン中なのか「ホキョ」ばかり繰り返していた。愚老の悪口が聞こえたのかな。「来るも〱下手鶯ぞおれが垣」(一茶)。これは一茶の悪口やで。わいとちゃうで。しっかり勉強しいや。きょうの青山台の声は正調やった。
　　　　　　　　　　　　　　　うぐいすやその正調をともにせん　昇龍子