曇りのち雨。町内の友人宅へ。さぶいのに部屋は開けっ放し。ぼくより一つ年上の一人暮らし。元気に見えるがご本人は腰痛で「もうあきませんわ」と弱音を言う。「頑張ってください」というしかない。
住宅のサザンカの一樹に目が止まりガラケイを出して近づくとメジロが一羽飛び出した。サザンカの蜜を吸って渡り飛ぶメジロの風景はわがまちの冬景色。六甲山はベールに包まれうすぼんやり(写真上2枚)。
新型コロナ感染の拡大が止まない。きのうは全国5万人台を超え5万4576人となった。死者17人。東京は1万を超え11,227人。大阪は7,375人。豊中は278人。児童施設関連のクラスターが18件も発生しているという。北海道から沖縄まで日本列島総感染状況に。業務スーパーへ食料の買い足しに出てお昼はきつねうどんで温もる。
午後、部屋に籠って「珍太郎日記」のつづき16回までを読む。珍太郎は入試に合格して中学に進学する。友人の洪ちゃんも。その過程でなぜ入試があるのか、軍艦をつくるカネがあるのならなぜ大学をつくらないのか。政治と社会への疑問を抱くようになる。愚老に似てるなあ。珍太郎という名前の由来や34歳まで留年したお寺の息子が卒業できたものの跡を継がず従兄に任せて本人は就職口を探しているという話なども面白かった。当分、この「珍太郎日記」を楽しめそうや。(写真下2枚=ごちゃごちゃコンクリート長屋が建つ街並みと竹林を囲む景色)
ひょっこりと目白飛び出す山茶花や 昇龍子
