ノーやん日記パート2

男心と秋の雲

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  晴れ。さわやか。玉簾が清涼感を増す。朝食、いつもどおりトースト一枚と牛乳コップ一杯。花壇にたっぷり水やり。蚊がまつわりつかない。マンション裏庭の梢に鵯の甘えるような鳴き声を聞く。その声が耳を離れない。部屋に戻って「生物多様性をめざすまちづくり」(林まゆみ著)を読み進む。

 ニュージーランドは環境立国、観光立国。国土は日本の4分の3ほど。人口は430万人弱。大阪の半分くらい。火山の北島と氷河の南島に分かれる島国。原住民のポリネシア系マオリ族と移入したイギリス系ヨーロッパ人とが人種差別なく平等にくらすスタイルが確立しているという。1840年にヨーロッパ人とマオリ族の間でワイタンギ条約が結ばれ、マオリ族は土地や森林を所有する権利が保障されているそうな。すべての公園が法に基づいてPMP(パーク・マネジメント・プラン)を策定することが義務付けられているという。それも住民参加で。進んでるなあ。この国は。

 夕方、洗濯糊を買いに南千里へ。行きも帰りもマンション住民とあう。「涼しうなりましたな」。お互いニコニコ顔。お天気一つで人の顔が変わる。千里南公園へ入る。牛ヶ首池の西側四阿へ。オッ!池のど真ん中で青鷺(写真下右)と白鷺(同下左が背中合わせで“対峙”している。決闘か!と、思いきや、白鷺が嘴を水中に突っ込む。なにか獲ったらしい。青鷺は知らん顔。なんや。決闘シーンを見たかったのに。

 ふと、空を見上げる。綿菓子が崩れたような雲や。うまそうや(写真上)。

庭に来て赤児のように鵯の鳴く 愚句
綿菓子のように甘そう秋の雲 同
青鷺と白鷺背を向け決闘か 同

コメント一覧

ノーやん
https://55926699.at.webry.info/
{%笑いwebry%}気候は日本とあべこべだそうですね。行ってみたいけど叶いません。きょうのブログタイトルは「子ども心と秋の雲」が正しかったですね。ありがとうございます。
fm
「綿菓子のように甘そう秋の雲」

連想にも子供心が感じられます。綿菓子は久しく食べる機会がない。

ニュージーランドには行きたし、されどあまりに遠し。時差がないけど、合計十数時間かかりますね。
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