文月

　晴れ。クマゼミの合唱。けさも6時前から。きょうから8月やでぇ。というような元気な鳴きぶり。分かりましたよ。と起床。花に水やりにでる。欅の上の姦しいこと姦しいこと。ステレオの大音響や。アスターはいっせいに背丈を伸ばし支柱に助けられてピンクの花を咲かせている。マリーゴールド、ペチュニア、ジニアは株をひろげず咲いている。欅や金木犀の根に生長を抑えられているのでは。

　ひまわり畑。やっと3輪開花(写真上)。開花日は8月1日と記録しよう。裾の枯葉をちぎる。周囲の樹が朝日をさえぎるせいだろう。花の向きは東ではなく西。西日に咲く花。これも記録しておこう。

　午後、吹田へ買出し。豚と鶏肉、パンと牛乳など食料品を段ボールいっぱい買い込む。娘が一日がかりでパソコンの動きを早くするための処理をしてくれた。日記も遅くなった。

　8月は俳句の世界では秋。きょうは涼風が部屋を吹き抜けた。秋が来たと思えば思えなくもない。きのうのむし暑さは和らいだような気がしないでもない。季節の移ろいは微妙。秋の気配を見つけるよう心がけて八月を過ごそう。

熊蝉の大合唱ぞ万寿菊　愚老
子どもらの向日葵そろって西を向く　同
蝉声の林中老鶯一声す　同