けさは花壇に出たが水やりせず。きのう昼の雨のお陰で湿り気十分。午前中、駐輪違反がないか、各棟駐輪場のバイクと自転車を点検する作業に参加した。
お昼は賢妻がつくった握り飯2個頬張る。午後は、千里中央公園へ独り吟行。人けのない静かな森に入る。蝉の鳴き声。ときたま野鳥の声。蜻蛉の群が無言で木と木の間を行ったり来たり。ここは街騒から遮断された空間。安場池の噴水の落ちる音がいっそう静けさを感じさせる(写真上)。
公園から千里中央へ通じるこぼれび通りへ行く。ベゴニアの花が緋、白、桃色鮮やかにフラワースタンドに見える(写真下)。立体園芸。ここは四季折々に花の芸術を見せてくれる優雅な小道。通るのが楽しい。住区のボランティアが日常管理しているそうや。ぼくがめざす美しい住環境の模範。デザイナーの継承はどうしてるんやろう。
きょうで7月が終わる。暑い夏が続く。何となくけじめのなさを覚える。ずるずると8月に遷るような。花はものいわず変わりなく8月を迎える。
黒蝶のよろめき渡る炎暑道 愚老
蜻蛉の占める一角空青し 同
こぼれびの道吹き抜けるあいの風 同
