わがマンションに鼬出没!

　晴れたり曇ったり。少し冷える。「ちょっと寒いですね」「なに言うてんの。汗かいてるよ」。お帰りの向かいの奥さん、ドアのカギを開けながらいう。ふうふう言うて帰ったとこへのごあいさつやった。部屋にじっとしていたぼくには寒く感じたんで出たことば。外出から帰ってきた人は汗ばんでいる。そういうお天気やったんや。きょうは。微細なしょむないこと日記に書いてと言われそう。ま、季節の移り変わりはそういうもんやて。

　婆さんはきょうも貼り薬を肩やら腰やらに貼りながら衣替え。箪笥を全部開けて夏物と冬物のチェンジ。ご苦労さんなこっちゃ。爺さんは月末の支払いやらなんやら自転車で外回りする。スーパーで賢妻の好物ミニアンパンを買って帰る。マンションに戻るや、マンション管理組合の理事長Oさんがニコニコ顔で話しかけてくる。「鼬を捕まえたで」「えっ､！どこで?」。「防災倉庫のとこや。罠にかかりよった。臭いっ!言うてるで」。まだいるかもしれんと罠を仕掛けている(写真下)。

　何年か前にサルが出没したという以来のびっくりニュース。娘からは千里東町にキツネが来たというニュースもあったが…。千里ニュータウンのど真ん中に位置するわがまち上新田は、開発が進んでいるとはいえまだ自然が生きているのだろうか。写真上は、北桜塚の老人施設に咲く大輪の百日草。
　　　　　　　　　　　　　　　理事長のニコニコ顔や鼬罠　昇龍子