きのうの緑化リーダー会展で生態観察同好会が展示した「ヒトツバタゴ」の別名「ナンジャモンジャ」の話。「学生版牧野植物図鑑」を捲っていると、「モクセイ科。雌雄異株の落葉木。木曽川流域に自生する」とある。ふむふむ。「黒紫色で楕円形の核果を結ぶ」。ふむふむ。「なんじゃもんじゃのきともいうがそれは正しくない」。なぬっ!
湯浅浩史さんの「植物ごよみ」には「ナンジャモンジャの木」「正しくはモクセイ科のヒトツバタゴ」とある。なんじゃとて。どっちゃが正しいんや。世間にはなんじゃもんじゃの木として通っている。それでえええやないか。
ただ、ヒトツバタゴに限らずクスノキ科のアブラチャンやシロモジ、ダンコウバイ、ハイノキ科のクロキ、ニレ科のアキニレ、カバノキ科のイヌシデ、モチノキ科のクロガネモチ、バラ科のイヌザクラ、ハルニレ、バクチノキ、ムラサキ科のマルバチシャノキ、エゴノキ科のエゴノキなどなど、地方によってなんじゃもんじゃの木はいっぱいあるらしい。わからん木はなんじゃもんじゃの木いうてるんかな。なんじゃもんじゃ。
ひねくってなんじゃもんじゃの木の実噛む 昇龍子
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ノーやん
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