凌霄の花とビンカ

　曇りのち晴れ。暑い。きょうから7月。ノウゼンカズラがマンション裏の小藪に咲いている(写真上)。これも梅雨時の花。ノウゼンカズラ科。中国原産の落葉藤本。他物に絡んでよじ登り蔓の先に漏斗型黄赤色の花をつける。高い庭木に絡みついて咲いている光景をよく見る。落花が多く道端を汚す。花言葉「女性」。俳句では凌霄花(のうぜんか)ともいう。

　ビンカ。竹見台の歯科医院の前にハンギングされていた(写真下)。ニチニチ草の別名。夏から秋の花。キョウチクトウ科。西インド諸島周辺の産。排ガスにもつよく道路際などでもよく見かける。安くて育てやすいポピュラーな花。徳川時代に渡来したという。筒状花で先が５つに裂けている。5弁花ではない。
　　　　　　　　　　　　　　　ハンギングビンカに一礼医院入る　昇龍子