その足で千里中央公園へ。野鳥の集団が雨上がりの広場で地面をつついている(写真上)。落ちた木の実や虫でもあさっているのか。近づいて見ると嘴が短く太く黄色い。頭が黒く羽根は灰色。コイカルか。ネットで調べる。
外観の特徴は明らかにコイカル。囀りは「チッチョコチーチョ ピーポーピー」とある。これはぼくが長い間、その正体を知りたかった鳥にぴったし符合する。人の口笛に似た鳴きかたをする鳥。中央公園でも千里南公園でも透き通る鳴き声をしばしば聞く。何かを発見した気分。
公園の丘に登ると老人3人が鵯や雀を相手に遊んでいた(写真下)。四阿から老人が餌を投げている。周囲の枝から鵯が舞い降りる。ともに楽しいひとときを過ごしてはる。ぼくの後ろ姿をみて見知らぬ老人が「どないしたん?」。ふっと振り返り、かくかくしかじか。「コウマッカケッシュ」をご存じらしく、知人がそれで7か月も入院して亡くなったでぇという。「おいくつ?」「71」。「節目だっせ。だいじにしなはれや」「おおきに」。そない言われたらびっくらするがな。
コイカルの囀り森を透きとおる 愚老
もくもくとものの芽啄む野鳥群れ 同
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ノーやん

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