ノーやん日記パート2

スカシユリ

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 おおむね晴れ。朝、花壇を見回る。D花壇のそばに透かし百合が開花した。紫おびた赤と黄色。けばけばしい。近づいて嗅いでみるが匂わない。人目を引くには十分な色。ぼくは百合はやはり白だと思う。見ているだけで清楚で香しい。透かし百合とは、花弁の間に隙間があるという意味らしい。その百合の隣で同じユリ科のアガパンサスが白いベールを被って蕾を膨らませている。もうじき藍色の清楚な花を咲かせる。

 日本は百合の宝庫らしい。世界に原種が約180種あるうち日本には約30種あるという。古事記や日本書紀、万葉集にも登場する。百合根は茶碗蒸しに恰好の食材や。国際的にはシーボルトが1830年、スカシユリやカノコユリとその園芸品種をオランダに持ち帰ってから日本の百合が注目されるようになったという。

 午後、NPO花ネットの会合に出席。市内小中学校に食育事業としてメンバーが菜園支援活動を精力的に行っていることに注目した。お米や野菜を自分たちでつくるという体験学習はいいことや。みどりのカーテン・ゴーヤの苗を2株とまだ青みが残るびわ一房をもらって帰る。

俯いていたのにきょうは笑う百合 愚老
派手な色花香も妖し透かし百合 同
鱧ちりや歯抜けの爺に似ておりぬ 同
透かし百合咲く傍薄きアガパンサス 同

コメント一覧

ノーやん
https://55926699.at.webry.info/
{%うれしいwebry%}mikomaiさん、fmさん、ありがとうございます。日本は百合の国のようにいいましたがギリシャ神話や聖書にもよくでてくるんですね。白百合が聖母の花とか。「野のゆり」のことは知りません。
fm
「派手な色花香も妖し透かし百合」

名前をはじめて聞きました。派手ですね。こんな妖しげな百合もいいですね。キリストの山上の垂訓に出てくる「野の百合」はどんな花だったでしょう。
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