ノーやん日記パート2

三月

画像 きょうから弥生三月。午前中晴れていたが午後曇り空から雨に。万物動く三月。一日は、ショパン生誕200年。ぼくの誕生月でもある。

 午前中、眼科へ行く。「またぶり返してますね」。「眼の奥がピリピリヒリヒリし、左右の眼が合わず歩くとふわふわします。この状態が固定化する心配はありませんか」。「それはないと思います。薬を続けてください。来週また見せてください」。右目を使ったり左目を使ったりして、ふわふわしながら帰る。カラスが屋根の上で、「カッカッカッ」と鳴いている。カラスは「カアカア」と可愛らしく鳴くもんやで。近頃のカラスはガラ悪なったなあ。ツイッターする。

 草花や虫、野鳥を相手にしながらぼくは地球のこともいろいろ考えてきた。ハイチにつづくチリの大地震のこと、新型ウィルスのこと、世界的な経済危機のこと、地球温暖化のこと、地球を全滅させてしまうほどの核兵器のことなど。ノータリンの脳を病みながら。

 2月27日に起きたチリの大地震。M8.8。その恐ろしさの一端をロイター通信の写真で知った。この大地震による津波は北海道から沖縄まで押し寄せたという。地球は広いようで狭いねんなあ。なにごとも“シンクグローバリー、アクトローカリー”やで。1992年、ブラジルのリオ・デ・ジャネイロで国連主催の地球サミットがあったとき、各国のNGOが掲げたスローガンやそうな。このあいことば好きや。

 豊中でも、アジェンダ21というNPOが地球環境問題で市レベルの行動計画をたて活動している。ぼくもその一員だがはやく脳と右眼の痛みをなおして弥生三月を過ごしたい。緑化リーダー会の生態観察同好会からは、「野草図鑑第三集」が届いた。ベートーヴェンのピアノ協奏曲を聞く。(写真は蓮華草の生えている近くの田)

濃かに弥生の雲の流れけり 漱石
表裏なき花がらを摘む三月来 同
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