みどりのさんぽみち

　曇り。きょうも猛暑。窓を開け放して「源氏物語」「若菜上・下」をようやっと読み終わる。紫の上の発病や柏木と女三宮との密通の発覚など光源氏を巡る暗澹とした事態が描かれる。朱雀院の五十の祝賀も挟んで「物語」は展開するが、寝ころんで気楽に読めるはなしではない。話が込み入っていて咀嚼するのに四苦八苦する。お昼は、きのこパスタ。午後、スーパーへ焼酎や冷麦、パスタソースなど買いに走る。千里みどりのさんぽみち（写真上）を往復する。

　午後、暑中お見舞いを兼ね町内を徘徊。震災のはなし、地域コミュニティのはなし、映画製作のはなし、ＩＲのはなし、戦争を仕掛ける黒幕のはなし…グローバルな地球の未来まで際限なく続く。80歳をこえるＳさんはきょう1万3千歩歩いたという。すごい。健診は受けたことがないとも。自分のからだは自分がいちばんよく知っている。あなた任せとせず自己管理を心がけよう。写真下＝花とみどりの相談所前のデルフィニウム。
　　　　　　　　　　きょうも蝉鳴かぬ千里のさんぽみち　昇龍子