きょうは天気が良ければ、服部緑地のコスモスを見にゆく予定だった。自宅できょうは休息。奥本大三郎さんの「虫の春秋」を読みながら、あれこれ「虫のいい」話を考える。そもそも、「虫」ってなんやねん。虫博士の奥本さんは当然、語源のことは調べてはる。
「むし」。「大言海」によると、「蒸ノ義、湿熱ノ気蒸シテ生ズ」(六書精蘊=リクショセイウンと読むのだろうか)とある。語呂合わせのような話で眉にツバをつけたくなる。
「大言海」を開いたついでに、「虫」を調べる。「羽アルニ、蝶、蜂、螽蟖、蚊、等アリ/足アルニ、蛙、蜥蜴、守宮、等アリ」という調子で、多足ナルニ、…、鱗アルニ、…、裸ニシテ足モナキニ、…、殻アルニ、…と虫の名が続く。
虫と日本人は、「ムシ」できない親密な関係にある。第一、ことばからそうや。きょうは剣妻に朝から足のケガで罵られ「ムシノイドコロ」悪く、「ムシモコロサヌ」ぬ男前の整骨院で診てもらったら「ヒビが入ってるおそれがあります」といわれ、レントゲンを撮ってもらうのに午後1時を回り、「ハラノムシ」がないた。きょうは「ムシムシムカムカ」してしょうがない。写真上=豊中緑化リーダー会展・生態観察同好会の木の実展示、下=山野草・鉢花同好会の鉢花展示。
虫に蒸しレントゲンにて湿布薬 昇龍子
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ノーやん
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