ノーやん日記パート2

一茶に学ぶ

 雨のち曇りのち晴れのち曇り。町内用事外出。D棟の長老Hさんとばったり。「どこへ?」「ニコニコフェスタまで」。町内の文化行事にはこまめなHさん。子どもらの成長ぶりに目を細める。3丁目でYさん夫妻と。「どこへ?」「散歩中」「ちょっとそこまで」。愚老は町内の晩秋をカシャカシャする(写真下2枚)。

 きのう11月19日は陰暦の一茶忌(1763-1827)。陽暦では1月。芭蕉や蕪村とは全く違う「一茶ぶり」を示した俳人・小林一茶。日常と俳句を日記に書き残した。その数2万句近い。信濃毎日新聞社発行の「一茶全集」も読んで青年一茶修行の旅記録ー「西国紀行」(一茶が名付けたのではない)の足跡を追尾したことがある。法名釈一茶不退位。合掌

 荻原井泉水校訂「おらが春・我春集」、井上ひさし作戯曲「小林一茶」などパラパラ読みする(写真上左。右は墓地の無縁仏)。いつの間にか一茶かぶれになった。「風雅」とは別の道。およそ詩とは言い難い散文調の駄句ぐせもついた。鳥や花や蝶や月や蛙やとアニミズムがかった日常も一茶の影響かも。それもよし。一茶の真似を続けよう。俳句の面白さを教えられた恩人。不義に挫けぬ頑張り屋さん。俳句は人より自分を励ます文芸。

 新型コロナの新規感染情報。きのうの発表は、大阪4,249人、東京9,457人、全国9万539人。死者117人。岸田首相が昨夜帰国。あしたから政治の世界がなにか動く気配。お昼はパスタ・ナポリタン。肉団子とインゲン豆・ベーコンプラス。

酸っぱさも味わい尽くせ一茶の忌 昇龍子

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