ノーやん日記パート2

種なし果物のはなし

画像
画像
 曇りのち雨。予報では曇りだったが昼間から降りだした。歯科の定期検診からの帰り、傘を持たずに出たのでズブレ濡れになる。午後からの用事、いつもなら自転車を使うところ、雨なのでバスを使う。路線バスで目的地に着くのに自転車の3倍ほど時間がかかった。老人や障碍者にはこのまちは優しくない。

 「種子の話」のつづきを読む。種なしの柿やみかん、ぶどう、バナナ、スイカなどがどうしてできるか。種ができないまま果実が成長するのを「単為結果」というそうな。雌蕊の子房内の植物ホルモンが多い温州ミカンや次郎柿などは種子がなくても子房が成長するんやて。

 しかし、多くは人為的な処理をする。デラウエアや巨峰などの種なしぶどうは、ジベレリンという植物成長調節剤を花の房に漬けると種なし化し、粒が増える効果もあるという。スイカは染色体を2倍体から4倍体に変換する処理をしそれをさらに掛け合わせて3倍体の苗を育て結実させるという手の込んだ技がいる。

 バナナは子どものころから種なしに食べ慣れているのどうやってタネなしにするのか知らないが、マレーシアなどではタネのあるバナナを食べているという。人間の勝手都合で自然の植物を改良しているとやがてその報いが反ってくるのではないか。写真上=上新田の柿、下=二ノ切公園の白バラ。
          種切れの次郎へ一輪白いばら 昇龍子

コメント一覧

ノーやん
https://55926699.at.webry.info/
{%笑いwebry%}同感。タネありバナナを食べてみたいです。
fm
種有りバナナとは!一度見てみたいです。種有りの方が旨そうです。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「インポート」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事