ノーやん日記パート2

日本語はどうなるのだろうか

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曇り。少し冷え気味。長袖シャツにチョッキを着て出かける。シャツもチョッキもすっかり日本語なのでことばになんの違和感もないが、「新しい労働社会」を読み始めるとたちまちカタカナ語に躓いた。「ホワイトカラーエグゼンプション」「ワーキングプア」「ワークシェアリング」「メンバーシップ」などつぎつぎと出てくる。マスコミ用語になっているのでばくっとは分かるが日本語ではどういうの?そんなの常識だよと言われればそれまでだが正しく知りたい。

 植物も例外ではない。きのうベゴニアのことを書いたがセンパフローレンスは同じシュウカイドウ科でも秋海棠とは違う品種。愚老が座右の書にしている「学生版 牧野日本植物図鑑」で「ベゴニア」を検索しても見つからない。とことん和名にこだわっている本。センパフローレンスの日本語は?植物学も、和名は消える運命なのか。

 パソコンが登場してからカタカナ語はますます氾濫する。ホームページだのフェイスブックだのツイッターだのブログだのメールだのインターネットだの…。バーコードと言えば毛の薄い頭のオヤジのことと思っていたがさにあらず。日本語は、ハンランを「氾濫」とも「反乱」ともいうし、サンランも「産卵」とも「散乱」とも「燦爛」ともいう。日本語はかなり鵺的だ。それでも日本人はちゃんとことばを聞きとる。

 とはいうもののカタカナ語ばやりのいまの世。日本語はどうなるのだろうか。そのことを真剣に考える言語学者や日本人はいるのだろうか。昼は「西洋麺(パスタ)」のナポリタン(トマト汁たっぷり)を鉄鍋(フライパン)で炒めながら思う。写真上=ローゼルの日本語は?、下=柚子の英語は?。
          柚子黄なり見るだけすでに口香る 昇龍子
          
           
           

コメント一覧

ノーやん
https://55926699.at.webry.info/
{%笑いwebry%}柚子はユズで通りますか。過労死がカローシで通じるのと同じですかね。
fm
柚子は学のある人は yuzu というそうです。もう一つは自信がありません。
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