植物も例外ではない。きのうベゴニアのことを書いたがセンパフローレンスは同じシュウカイドウ科でも秋海棠とは違う品種。愚老が座右の書にしている「学生版 牧野日本植物図鑑」で「ベゴニア」を検索しても見つからない。とことん和名にこだわっている本。センパフローレンスの日本語は?植物学も、和名は消える運命なのか。
パソコンが登場してからカタカナ語はますます氾濫する。ホームページだのフェイスブックだのツイッターだのブログだのメールだのインターネットだの…。バーコードと言えば毛の薄い頭のオヤジのことと思っていたがさにあらず。日本語は、ハンランを「氾濫」とも「反乱」ともいうし、サンランも「産卵」とも「散乱」とも「燦爛」ともいう。日本語はかなり鵺的だ。それでも日本人はちゃんとことばを聞きとる。
とはいうもののカタカナ語ばやりのいまの世。日本語はどうなるのだろうか。そのことを真剣に考える言語学者や日本人はいるのだろうか。昼は「西洋麺(パスタ)」のナポリタン(トマト汁たっぷり)を鉄鍋(フライパン)で炒めながら思う。写真上=ローゼルの日本語は?、下=柚子の英語は?。
柚子黄なり見るだけすでに口香る 昇龍子
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ノーやん

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