きのう聞いた、わが町に猿が一頭徘徊しているという話をふと思い出す。どうも箕面の猿らしい。国道171号線と中央環状道路という車の絶え間がない大動脈をどうやって渡ってきたのか。青信号を渡ってきたんやろか。もし児童に被害があってはたいへん。捕まったんやろか。呆けつつ心配する。鶯が来て鳴くのはいいけど、箕面の猿とカラスはおことわりやで。
午後、千里南公園へ。軽鳧親子の行方が心配で牛首ヶ池の水鳥小屋をのぞく。きょうもいない。柳の大木脇にある四阿を清掃しているボランティア風の人にたずねる。「輕の子どこ行ったか知りませんか」「いてますよ。6羽。池の南側で木陰に入ったり、小屋に来たりしてますよ」「ああそうですか。安心しました」。「お宅、ボランティアですか」「いや、ここでいつも休ませてもらってるんで掃除ぐらいせんと。そう思ってやってるだけですよ」。それこそボランティアや。
この池には青鷺、鵜、鷭も棲みついている。えさをやりにくる人もいるという。「千里みどりのさんぽみち」同様この公園には吸い殻ひとつ見たことない。「緑も多く野鳥もいてこの公園最高ですよ」。いろんな住民がそういう心持でボランティアしてるんや。みんなのあうんで育て上げている公園。なぜ、音楽好きも詩吟をする人も写真愛好家も愛犬家も毎日のように訪れるのかよくわかった。
ボランティアの阿吽の公園夏清し 愚句
四阿を掃く人軽鴨の行方知る 同
軽鳧の子は姿くらまし育ちおり 同
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ノーやん
fm
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