午後、花壇に出て雑草引き。通りがかりの人が次々こえをかける。「ごくろうさまです。あたたかくなりましたね」「そうですね」。いつもの美女も病気のブルドッグをベビーカーに乗せて言う。「このお花、なんと言いましたっけ」「クロッカスです」「ああ、そうそう。二日も考えましたよ」。「お花は正直ですね。暖かくなり季が来るとちゃんと咲く。芽をだす」。不思議だが、そのとおり。クロッカスが花壇のあちこちで花をひらいている(写真下)。
プリムラも咲き始めた(写真上)。正しくはプリムラ・マラコイデス。コーカサス産のジュリエとイギリス産のポリアンサがかけ合わせて、いま人気のジュリアンが誕生したという。マラコイデスの方はピンク一色で可愛らしい。花茎の先端に房状の小花を付ける。黄色葉に育ったマラコイデスの咲きようが心配だが元気であれば嬉しいよ。夕方、ペインクリニックで心理療法による指導をうける。
「正直ね」褒められぽおっとクロッカス 愚老
