曇り。寒さが戻り腰に湿布薬を貼る。コルセットをして動く。Yさん宅でおしゃべり。千里図書館で借りた「スノーデンファイル徹底検証」の序章を読んで仰天した。ぼくより30歳も若い女性ジャーナリストが明かす情報化社会の恐るべき真相。米国防長官直属の諜報組織NSAが世界中に張り巡らせた電子監視網が、ぼくの利用しているマイクロソフト、グーグル、フェイスブック、ユーチューブなどを通してすべて監視しているというのだ。
共謀罪も秘密保護法も盗聴法も「起動」した。情報の闇は権力者が握る。ぼくが仮に友人と「安倍政権打倒」で共鳴し、なんらかの違法アクションを持ちかければ「共謀罪」の対象になるかもしれない。マスメディアは従順に馴らされつつあるという。冒頭から寒気を覚えたが目を逸らさず読もう。お昼は、パスタ・カルボナーラ。
闇の社会は闇をよぶ。大阪の維新府・市政はその最先端をゆく。大阪はカジノ誘致の最有力候補地とされる。大阪市のごみ最終処分地に造成した夢洲に賭博場カジノを呼び込む計画に熱中している。もともとは最先端科学技術の産業を呼び込むプランだったがとん挫してバクチ場しようということになった。だれが考えたのか知らんけど、せっかく造ったごみの島やからカネになるんやったらバクチ場かてかまへんのではというのかな。悪知恵利かせて万博誘致とセットにした。しかし、それも一時だましに過ぎない。万博が終われば諸施設は解体する。あとはただの賭博都市となる。それで明るい大阪になれるのかね。なげやりにはならず考えたい。
冬の雨金魚草もまっすぐに 昇龍子