晴れ。雲多し。「えらいことやねえ。どないなんねやろ」「ほんまにね」。同じコンクリート長屋に住むIさんとのごあいさつ。住民の皆さんコロナマスクをしてはるので声かけられてもどなたかわからない。日本の感染者はきのうもふえた。幼児があさからプレイロットの砂場ではしゃいでいる。世界のCOVID-19感染者は10日現在、214の国と地域で160万人を超え死者は10万人を超えた。日本は46都道府県で6,715人が感染、死者123人。大阪は感染者696人、わが豊中は同24人。衰える気配なし。
そんななかで、最初に爆発的な感染者・死者を出した中国の武漢市が封鎖を解除したという。当然注目する。初動の対応に疑問符のついた武漢市でどうやってコロナを封じ込めたというのか。事実とすればすごいドラマチックな話やないか。全経過を公表し教訓をグローバル化してもらいたいね。ロイターが当局の公式記録とともに当局者、住民、科学者など数十人にインタビューして武漢市当局者の初期対応や中央政府による調査と都市封鎖に至った経緯を追っている。それを見ると、封鎖解除に至ったデータにも「集計からかなりの数が漏れているという反発が起きている」という。この国の情報公開のありように疑問符がついている。それを読んで、やっぱりなあ。他山の石とすべし。
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