当番のFさんとIさんが水やりや花がらつみをこまめにしていただいているおかげでパンジーがきれいに咲き続けている。岡目八目で摘み始めると強風のあとなのでけっこう傷んだ花がらが目に留まる。「いつもきれいにして頂いて感謝しています」と長身の男性。「こまめに花がらつみをして頂いて花を楽しませてもらっています」と中年小太りの女性。感謝の言葉を聞く。居住者の支援のおかげや。“花いっぱい”の活動が続けられるのは。
その思いを胸にD花壇の土づくりをする。苦土石灰、とよっぴー、ミリオンを加え、木の根屑や石ころを取り除く。鍬とショベルを使っての作業で汗が吹きでる。これ、目の治療に効果があるかも。
講談社文庫の「米朝ばなし」をやっと読み終わる。米朝師、上方各地の逸話や庶民の生き様をじつによくご存じや。生き字引、神さんみたいなお人。人間国宝、ナルホドと思う。巻末に司馬遼太郎さんが「解説 米朝さんを得た幸福」を書いてなさる。そんなかで司馬さんが「(米朝落語で)しばしば出てくる古典的な物売りの売声などとともに、落語の基礎であるところの音楽的要素のたしかさを思わせる」というくだりに「う~ん」と唸った。落語家は音楽家的素養のある芸術家なんや。
春をゆく雨風終わりモーツアルト 愚老
花の記憶ショベルを踏むや土還る 同
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ノーやん
fm
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