憲法施行72周年

　晴れ。きょうは憲法施行記念日。安倍首相が、「九条に自衛隊を書き込む」という号令を発してから2年。自民党内の反対論は影をひそめ維新の会などが改憲協力のエールを送っている。首相はことしも「改憲の旗」を振るとＳ紙に語ったという。しかし、憲法九条を壊すなの国民の声は根強く草の根の「安倍9条改憲ＮＯ！」3000万署名運動が全国に広がっている。希望がここにある。元号が変わろうと「戦争はぜったいアカン」の声は不動のもんや。「日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであって、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した」（前文）のや。権力者どもはなぜそれを言わんのや。

　安倍・自民党の改憲案（２０１３年）は、国民主権の原理をくつがえすことを意味する天皇の「元首」化も書いている。あの戦争を美化しアジア諸国民と対峙するアベ政治は、亡霊を呼び戻すような危険を覚える。こんなんとは、はよおさらばしよ。平和も人権も民主主義も憲法を活かす世の中に。舵をきらんと、ほんまに「崖っぷち」に連れて行かれるな。“一億総玉砕の道”なんてごめんやで。お昼はパスタナポリタンプラス貝割菜＋オクラ。

　連休中の娘が親をどこか連れ出そうと阿波の徳島日帰りバスツアを計画しあした実行するという。ありがたいやら慌しいやら。妻は、タケノコめしの用意。わが輩はのど飴を買いに。バスが渋滞に巻き込まれる危険を心配するが出たとこ勝負で行くか。各方面に迷惑が及ばぬよう心して。人気のない千里中央公園で老鶯の鳴き声を聞く。もったいないような美声。俳句は相も変わらず。写真上＝千里南町・遊歩道のマーガレット、下＝千里局花壇でネモフィラに混じって咲くオルレア・ホワイトレース。
　　　　　　　　　　老鶯やわびしく連休藪に入る　昇龍子