ノーやん日記パート2

「終活しませんか?」

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 薄曇りの晴れ。夜通し蝉が鳴ききょうも寝不足。朝、野暮用で市内の岡町まで自転車を漕ぐ。行きは下り坂でスイスイだったが帰りはエッチラオッチラで汗ぐっしょりになる。窪島誠一郎さんの「無言館ノオト―戦没画学生へのレクイエム」を読む。戦死した画学生の遺作や遺品を集め歩いた実録に作者の無念の思いとご遺族の複雑な心境が伝わってくる。昼は焼き素麺(写真)。具材はニンジン、ピーマン、シーチキン。だしは鶏がらスープの素をふりかけるだけ。

 午後、姉への土産物探しに南千里から天六へ足を伸ばす。千里南公園でカラスに出会う。久しぶりに近づいて携帯で撮る(写真下)。「無言館ノオト」を読んでいて「きけわだつみのこえ」に手記を書いている関口清さんのことが目に留まる。「もうこれ以上はやせられまい」と自画像をスケッチした戦没学生や。戦争の真実に迫る描写がリアル過ぎて胸を締め付ける。南千里も天六も見て回るだけで何も買わずに帰る。

 帰宅すると、郵便受けに「終活しませんか?」という葬儀屋の案内はがきが入っていた。とっさに一句浮かんだ。
               終活のチラシ手にして烏撮る 昇龍子

 

コメント一覧

ノーやん
https://55926699.at.webry.info/
{%笑いwebry%}『選べるコース」というのがあって「24万円~」とあります。お食事つきの社会見学会で「終活ノート」(定価1000円)のプレゼントもあるといいます。
fm
「終活のチラシ手にして烏撮る」

坊主と葬式屋だけは儲けさせたくないです。良い情報があればこちらにも。
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