ノーやん日記パート2

鴨と鷭

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 きょうは寒さがゆるむ。朝花壇に出る。管理事務所の職員さんに、花と雑草の見分け方を訊かれる。スズメノテッポウやマメカミツレ、オランダミミナグサなど説明する。しかしすぐに覚えるのはむつかしいと思う。ぼくも園芸を始めたころはそうやったんや。偉そうに言えん。ちょこちょこっと雑草を引き、パンジー・ビオラの花がらを摘んで千里中央の麻酔科へ行く。

 「調子はどうですか」。「はい、2ぐらいです」。ツーカーで通じる。2週間前も「2」言うたから足踏み状態。「眼鏡かけて本を読むと20分ぐらいしか持ちません」。「よっしゃ」。注射も薬も前回通り。次回は3週間後。

 外はあたたかい。図書館へ。ベートーヴェンのピアノ三重奏曲と米朝落語全集第11集のCDを借りる。その足で千里東町公園へ寄る。こもれび通りの入り口近く、千里阪急ホテルの北側に小さな池がある。久しぶりに訪れた。嘴は赤く羽根は黒い鷭がエサの取り合いをしている。5羽ほど遊泳。南の方できれいな鳥が二羽泳いでいる。ときどき頭を池に突っ込んで逆立ちしている。望遠レンズをもった初老がその鳥に狙いを定めている。「あのきれいな鳥なんちゅうんでっか。オシドリみたいやけど」。「オシドリとちゃう。ヨシガモのオスや。滅多にこんやっちゃ。マガモやヒドリガモはよう来るけどな」。逆立ちすると白い尻が見える。池の藻を啄んでいる。

 国立民族学博物館元館長の梅棹忠夫さんは「千里ぐらし」(講談社)というエッセイで、この池のことを「ガタロ(かっぱ)がでそうな池」といって気味悪がった。けど、この池は藻がたくさんあって、鯉がその上に背びれをくねくねさせているところを見たことがある。ぼくには、秘密の憩いの池。普段は人気の少ない池や。

 6年前、千里イキイキサロンで、この池の周辺の植物観察をしたことがある。ユーカリ、ネズミモチ、トウネズミモチ、クスノキなどを採取した。記録を保存している。千里の自然観察は退屈しない。

池の藻を尻丸出しに春の鴨 愚句
沼杉の影を曳き行く鷭の五羽 同



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コメント一覧

ノーやん
https://55926699.at.webry.info/
{%笑いwebry%}fmさんコメントありがとございます。鷭がこんなに多くいるのを見たのははじめてです。水かきはないのに歩くのは早く、「川烏」ともいうそうです。
でも、カラスより可愛らしかったですよ。
fm
バンとは面白い名前ですね。
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