右眼のチクチクをこらえ昼過ぎまで用事をすます。昼は握り飯をほおばり、午後、愚娘の部屋の畳下のDDT除去に力仕事をする。
愚妻が新聞かなにかでDDTの危険を知ったのだろう。「おとうさん、畳を上げてDDTを除くの手伝ってくれる」「そんなこと、はよから分かってるがな。レイチェル・カーソンいう人が警告してるよ」「そんな理屈はええから娘の部屋のDDTとって」。というわけで、マスクをして、重い家具を動かし、畳をめくり、よいこらしょ。眼がチクチクする。力仕事は夕方までかかる。DDTは掃除機で吸い取り、ごみ袋に入れる。
ボランティアの仲間から電話が入る。「3月の例会止めましょうか」「そうしましょう」。各種ボランティアグループも句会も半年近くご無沙汰。この春にはなんとか復帰できるようにしたいもんや。愚老の脳の退化に抗って。
沈黙の春やいまごろ畳剥ぐ 愚句
DDT戦災孤児は知っている 同
薄氷の池に踊るや鴨親子 同
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ノーやん
fm
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