
「もののあはれは、秋こそまされ」。兼好法師も綴ったようにその昔から、なんやかやと心惹かれるんは秋なんや。
公園でキバナコスモスが秋を告げている。これから黄金の稲刈り、たわわな柿の実の収穫、豊作、豊漁…天高く人の腹も膨るる秋。祭り太鼓も聞こえてくる。秋は人と自然の交歓のクライマックスや。スーパーにも栗、柿、蜜柑…いっぱい出だした。
地球の温暖化防止策で、鳩山首相が、日本は温室効果ガスを2020年までに1990年比で25%削減すると国連演説したというニュースも耳にしました。6月に麻生首相が8%削減を表明して世界からブーイングが起きていたが日本の姿勢転換に期待が寄せられているという。結構なことや。ただ、高速道路の無料化で排出ガスを増やすようなことやってたら猛烈な非難を浴びますよ。
梨腹も牡丹餅腹も彼岸かな 子規