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ノーやん日記パート2

立葵と土起こし

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 きょうもちょっくらひんやり。午前中、もうひとつの花壇の土起こしと草引き。太っちょのミミズが出てきてくねくね。また土に潜る。親にふとんをはがされた子どもみたい。起こした土に苦土石灰をまいて梳きこむ。別のパンジー花壇も土起こし。途中腰がしんどくなって苦土石灰をまくだけで終わる。

 管理職員さんから、雀の子がマンションの上から落ち子も親も鳴き騒いでいたと聞く。カラスの子ならいらん。雀なら助けてやりたい。先日、あるまちで燕の子が6羽いたのに一羽が巣から落ちて死んだという話を聞いた。痛ましいな。燕は、日本で巣作り、子育てをし秋、南の国へ帰る。生き残るには子だくさんが必要なのだろう。けなげさにジーンとくる。

 梅雨の花、立葵がわがまちの西のはずれの落合橋たもとで咲き始めた。去年6月もこのブログで書いた。人の背丈より高い2メートルほどに直立し、梅雨入りのころに茎の下から上へと花が咲き、てっぺんに咲く頃に梅雨が明ける。

 きょうはちょっと角度を変えて。豆知識風に。「花の履歴書」の著者湯浅浩史さんによると、立葵は、「人類が利用した最古の花の一つ」という。「6万年前のネアンデルタール人が死者に手向けた」という。原産地は中国、シリア。パレスチナにあったものが十字軍によってヨーロッパへ持ち込まれたという説もあるそうな(引田茂「花ことば」).英名は、ホリホック(holly・hock)。ホリ―(神聖)という意味らしい。花言葉は「多産」「大志」「灼熱の恋」など。日本にいつきたのかは分からん。「平安時代には渡来していた」(同上)という。

耕すや蚯蚓てらてら土捏ねる 愚句
雀の子落下親泣く人救う 同
落ちるなよ生き残れるか巣の燕 同

コメント一覧

fm
有難うございました。「双葉葵」でグーグルしたら、お馴染みの紋の実物の写真が目に入りました。
ノーやん
https://55926699.at.webry.info/
{%笑いwebry%}紋所の葵は、タチアオイとは違うフタバアオイ一名カモアオイというそうです。現代アオイとよんでいるのはこのタチアオイです。ややこしいですが万葉時代、平安時代、現代と呼び名が違うといいます。
fm
愛すべき花ですが、「これが目に入らぬか」の紋との連想がちょっと難しいです。
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