梅雨時に紳士がステッキ代わりにコウモリ傘を手に闊歩する姿はかっこいい、と思う。どうかな。ロンドン帰りの漱石のようで古くさいかな。
ぼくがイメージする日本の紳士は、タックスヘイブンに手を染めるような金満家でもなく、公私混同に何食わぬ顔するせこいエリートでもない。貧乏だが、反骨で、チャップリンや白楽天のようなユーモアと人間愛のある賢人である。コウモリ傘をくるっと回しながらニコッとスマイルするワイズマン。笑いの世界には戦争はないとおもうが…。
蝙蝠のとんぼ返りに傘たたむ 昇龍子
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ノーやん

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