ノーやん日記パート2

寒戻る

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 けさは雨だったが風が冷たい。傘をさしニット帽を冠り長靴姿で眼科へ。いつもなら30番目ぐらいなのにきょうは6番目。寒の戻りの影響だろう。目の神経に響くから。

 「だいぶよくなっていますよ」。うれしいが目の奥の神経がチクチク痛い。「この痛み治るでしょうか」。「よくなると思いますよ。奥の方の神経は多少残るかもしれませんが。来週また診ましょう。薬をつづけてください」。

 帰りは雨がやんでいる。鵯やアオバトが木々を飛び渡っている。桃山台のショッピングセンターを出たところで桜の芽吹きが目にとまる。(写真)。知人と出会い「調子はいかがですか」。「だいぶ良くなっています」。「それはよかったですね。お元気そうですね」。そういわれるとほんとに元気になった気がする。

 帰宅して、ギリシャ、スペイン、イギリス、アメリカなどの経済・社会ニュースを見る。地球は広くかつ狭い。地震だけではない。温暖化問題も経済危機も同じではないか。ギリシャの首相が新たな経済危機を警告したというニュースに注目した。日本も今までと変わらぬ弥縫策をやっていていいのか。痛む脳を動かす。

 本を読むには眼鏡がいるし眼鏡を使えば神経がチクチクする。同じ行を読み返し脳に記憶されない。読み込めない。壊れたパソコンみたいや。如儡子の「可笑記」、猿谷要著「物語アメリカの歴史」、夏石番矢編「俳句『百年の問い』」の3冊をバラバラに読みだした。「可笑記」は、面白いところもあるが説教臭いところもあって2~3枚ずつブツ切りに休む。「物語アメリカの歴史」は、筆者のアメリカ滞在記をまじえたルポライター風の本だが目が疲れるので途中で止めモーツアルトを聞く。「俳句『百年の問い』」も、季語を超えた「キーワード」俳句を唱える野心的な俳句論に興味をそそられるが、やはり10ページも読むと痛みに勝てず中断する。こんな具合で寒の戻りに脳をしごく。やがて脳の方も寒に慣れて冴えてくるやもしれん。そうはいかんかな。

花の芽のふくらみたえる東風の中 愚句
目の神経すこし治りつ寒戻る 同



コメント一覧

ノーやん
https://55926699.at.webry.info/
{%笑いwebry%}fmさんコメントありがとうございます。fmさんこそ風邪にご用心を。ぼくの後遺症への不安、意思を強く持ち、秋(とき)を待ちたいと思います。心より感謝致します。
fm
なんとも陰鬱な天気です。また風邪を引きなおすといけないです。精神力も大事でしょうが、時間薬でしょうね。私の親父もかかりました。でも直りました。
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