晴れのち曇り。暖かい。午前中、歯の定期健診。歯を洗い磨く。「いいですよ。この調子でいきましょう」「ありがとうございます」。道々春を見つける。第一発見。白梅と目白の群れ(写真下)。第二発見。田んぼの畦の犬ふぐり(写真上)。第三発見。マンションの垣根の椿の紅白咲き(写真中)。珍しい。
きょう3月15日はぼくの71回目の誕生日。賢妻に言われて知る。「あしたやないの?」「いいえ、きょうですよ。おめでとう」「…ありがとう」。午後、花壇の雑草引き。鳩が3羽花壇を啄んでいる。パンジーは元気に花をつけている。ブラキカム、菜の花はまだまだ咲きそうにない。ヒヤシンスが青い花の顔を出しつつある。
散髪しに電車で豊津まで。いつもの理容師さん。「頭の傷、どないしたん?」。「はい!」。こないこないで…。理髪店のラジオは番組出演者が東北地方太平洋沖地震被災者へのメッセージを送っている。
不真面目とは言わないが、東京電力と安全保安院の、福島第一原子力発電所の事故説明はなんとも頼んない。「計画停電」のちぐはぐな説明も心配や。とりわけ、原子力発電所2号機の事故について、NHKの解説者は「重大な事態」と指摘したが、事態の重大性は分からない。真実はどうなんや。脳を病むノーやんは、脳がクルクル回るばかり。プロペラがクルクル回るヘリコプターはSOSを出した人たちをちゃんと救出したんやろか。
瞬きぬ田んぼの畦の犬ふぐり 愚老
頭刈る傷口赤し白椿 同
梅の花を目白鳴きつつ渡りつつ 同
