ノーやん日記パート2

朧なる朝金の星

 晴れ。あたたかく初夏のような一日。町内を朝早く散策。月はなく明けの明星が南の空に金ぴかに輝いて見えた。句心が動く。つぶやきながら坂道を歩く。明るくなるにつれ雀など小鳥の鳴き声がかしましくなる。朝ぼらけ。箕面連山の山並みに霞がかかって見える。ああ、わが友人、わが家族。みんな千里の丘で睡眠中や。

 妙なことを感じながら、栗林圭魚さんの「知られざる虚子」をけさ読み終える。昼、素麺とトマトつきベーコンエッグ。午後、「知られざる虚子」を返本し、小室善弘さんの「文人俳句の世界」を借りて天六へ。虚子の句集を探す。天牛にも矢野書房にもない。仕方なく植物の珍本を見て回る。きょうは空振りや。ま、むだに日を過ごすこともあるさ。(写真上=千里みどりのさんぽみちの白椿、中=二ノ切池公園前の歩道に群生したすみれ、下=千里南公園のラクウショウ。別名ヌマスギ)
                明けやすき雀の声はまだ眠そうに 龍尾
                明けやすし新聞を見るけさの星 同
画像
画像
画像

コメント一覧

ノーやん
https://55926699.at.webry.info/
{%笑いwebry%}虚子先生に言わせるとこういう「擬人法」はよくない句の見本です。
fm
「明けやすき雀の声はまだ眠そうに」

雀が暁を覚えずですか。これは面白いですね。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「インポート」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事