花吹雪からさとざくらへ

　晴れ。「きょうはあったかいですね」。あさのごあいさつ。こんな具合に人と交わした言葉を記録するのが習慣になった。しばらく顔をみないKさんのことが気になっていたので職員のNさんに「Kさんの意識回復されましたか」と聞く。Kさんは70才くらいの清掃職員。構内の樹木の剪定作業をしていて落下し救急車で運ばれた。クモマッカ出血のため南千里の病院の集中治療室に入っていた。そのKさんが「月曜日に出勤するそうです」。「えっ。大丈夫かいな」。お昼はパスタ。新玉ねぎとピーマン、肉団子で。近頃(ここ2～3年)風邪を引いたことが無い。我ながら不思議。

　わがまちはどこへ行っても花吹雪。マンション構内の通路は一面雪が積もったよう。ソメイヨシノは葉桜に変わりつつ蕊の赤色が目立ってきた。桜の蕊ごと塩漬けを思い出す。これを白湯に浮かべると仄かに桜のいい香りが楽しめる。そのソメイヨシノはいま散り時。さとざくらにバトンタッチする(写真上・中＝千里青山台の北東端に咲くさとざくら)。

　北千里から少し北東の箕面市今宮に安売りスーパーがきょうオープンした。すごい混雑。1000円札一枚では、欲しいものはあまり買えん。けど、キロ185円のうどん、そばなど消費税増税対応商品を見つけ、命を維持するために最低限必要な食料を買う。　うどんやそうめん用の生姜は別として無駄遣いはいっさいしなかった。(写真下=潰された花壇跡の花ニラ)
　　　　　　　　　　　　　　　花吹雪あたる瞼に痛みなし　龍尾
　　　　　　　　　　　　　　　たたかうやたたかわざるや四月往く　同