ノーやん日記パート2

アサガオの爽やかなこと

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 曇りのち晴れ。蒸し暑く眠い。千里北町のマンションの朝顔が目を覚ましてくれた(写真上)。愛妻弁当提げ出勤する人、ランドセル背負って登校する子どもたちに「おはよう、いってらっしゃい」と声をかけているように見えるアサガオ。ヒルガオ科の一年草。毎年、マンションの夏祭りにアサガオの鉢を出品してきたことが懐かしく蘇る。

 この花、もともとは遣唐使が伝えた薬種だったという。利尿剤などに使われたらしい。万葉集の山上憶良の歌に出てくるアサガオはいまの朝顔とはまったく別種、桔梗のこと。槿もアサガオと言われた時代があるそうな。朝咲いて夕方には散るからや。

 ところが、この花、キク同様日本人に可愛がられ江戸時代から品種改良が重ねられ「百花」をなすという。アサガオづくりの権威だった小川信太郎さんは俳人の加藤楸邨と「あさがお百花」と言う本を出しておられる。

 駄温鉢でアサガオを期日の決まっている夏祭りの日に間に合わせるようにするのはちょっとスリルがある。一輪も咲いていないと売れない。ひやひやどきどきだが、不思議に何十という鉢に全部花が付いてくれる。うれしいね。蔓は左巻き。
               朝顔のいってらっしゃい花滴 昇龍子

 

コメント一覧

ノーやん
https://55926699.at.webry.info/
{%笑いwebry%}原種は外来でも現在のアサガオをつくり出した日本人の技はすごいと思います。
fm
「朝顔のいってらっしゃい花滴」

朝顔はやはり外来だったのですか。でも儚くて、日本的ですね。私も大好きです。
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