ノーやん日記パート2

クリスマスローズのポット上げ

 晴れ。春颯(写真上=強風に揺れるラベンダー)。吹き飛ばされた桜の花びらが路面につむじ風を巻いて走る。万朶の桜が上下左右に撓う。ヒューヒュー風の唸り声が聞こえる。寒の戻りがくるらしい。大気の状態が不安定なんや。書斎部屋で「知られざる虚子」の続きを読む。虚子が鉄道院の営業課嘱託として旅の案内文作成に多大な貢献をした裏話を知る。三高の友人で鉄道院の営業課長を務めた木下淑夫氏との交友関係が分かる。いま旅の案内ブックは山とあるがその嚆矢となったのがどうやら俳人虚子の関わったガイドブックだったようだ。これはおもろい話や。四国の島なみ海道の記述は現代にも通じそうや。昼はパスタ。

 午後、豊中緑化リーダー会研修部の、クリスマスローズの零れだねポット上げ作業へ(写真中)。10人ほどが参加したが男は愚老一人。気恥ずかしさはあったがポット上げ用の土の準備と3号ポットへの土入れ作業をした。零れだねは、何年か前に豊島公園の通称リボン花壇に植えたものや。約300コ。ポット上げ作業を終ってコーヒーと手づくり菓子を頂く。恒例のスプリングフェスタやリーダー会の総会、研修部会の日程表をもらう。(写真下=4丁目のセネッティ)
               疾風の桜を攫う力かな 龍尾
               捥ぎとられまいぞと撓う桜花 同
               疾風のなかを花苗ポット上げ 同
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コメント一覧

ノーやん
https://55926699.at.webry.info/
{%笑いwebry%}ありがとうございます。
fm
今日の疾風怒涛の三句いずれも楽しませていただきました。愚老さんの美意識にあわぬかもしれませんが。敷島の大和心ですかな。
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