ネットの国語力テストのことは先に書いた。ボキャを豊かにする努力をせよといわれふと気づいたことがある。本欄のブログのことである。ブログってそもそもなんのことやろ?言いたいことをネット上で自由に書いて、みんなに見てもらう、意見交換もする場と思っていた。しかし、ちょっと違うらしい。ぼくの古い英語の辞書には「ブログ」はない。カナで引く外国語辞典にもない。パソコン用語事典に「WebをLog(記録)するWeblog。略してブログ」とある。「URLとともに覚書や論評などを加えログしているウエブサイトの一種」というらしい。分かる人はそれだけでさっと理解できるのだろうが、ボケがすすむと、ボキャひとつ覚えるにもたいへんだ。書いた文章にだれからも意見は来ないが突然コマーシャルが届く。ニックネームをみんな使うらしいので真似したら、自分のある一言が話題にされているのを知って驚いた。どこかでチェックされているらしい。ブログとはそういうものなのか。個人の言動は自由とはいえ責任が伴うのは当然だろう。だが、だれかが監視しているとしたら話は違ってくるように思うのだが。そこらあたりのことはよく分からない。無料でブログの作成を承認してもらっている身なのでボケはボケのままで通すことにしよう。