SA・TO・MI ~娘への想い~

2018/4/13に事件解決し、2020/4/2に刑が確定しました。これからは、娘の汚名を晴らすために頑張ります。

敗北が確定した日

2021-04-02 20:15:15 | ひとりごと
 今日は、遭いたくも無い事件に遭い被告人の刑が確定した日です。
何年経っても、この日を忘れる事は無いですし「負けた」という思いが強く残ります。
10月5日が一番最悪な日なら、4月2日は二番目に最悪な日です。

娘の命を奪っても、人数や計画性が有るとか無いで被告人の命が守られてしまう
そんな判決に、納得しろと言われても絶対に納得が出来ない私です。

千歩も万歩も譲って、有期刑で無く無期懲役が確定したのと
裁判が速やかに?終わった事だけは、ほんの少しだけ被害者家族には良かったですけど
娘の命を奪った被告人が、生き続ける事には許せない気持ちばかりとなります。

人によっては「罪を憎んで人を憎まず」と思ったり言われるでしょうけど
そんな思いには、絶対になれない私です。
なので、これからは前例での判決は考慮されず厳しい判決が下る世の中を願いますね。

我家の事件は解決しましたが、日本全国では未解決の事件が数多く有ります。
解決して、悔しい思いとなるのも嫌な事ですけど
事件が未解決のままで、不安な気持ちで毎日を過ごすのも大変に辛い日々となります。

皆さん、遭いたくも無い事件に遭わないために自分や家族の安心安全を考えて頂くのと
未解決事件を早期解決するためのご協力、よろしくお願いいたします。


今は無理でしょうけど、終息宣言が出されたなら自分や家族のために話しを聞いて下さい。
npo-friends@mail.goo.ne.jp(講演や集会等のご依頼は、こちらのアドレスへお願い致します。)
何か疑問点でも有れば、遠慮なく送信して下さい。
よろしくお願いいたします。


2 コメント

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生きる方が大変なのです (ひいな)
2021-04-15 20:41:27
文中でもおっしゃっているように、
「罪を憎んで人を憎まず」
「これはこれ、それはそれ」
とは、ことが大きくなればなるほど綺麗事になってしまうお気持ち、とても理解できます。

この日、無期懲役が確定して極刑にはならなかったと、さぞ悔しい思いをなさっていらっしゃって、なおかつ残された方としてのとても辛い日々をお過ごしのことと存じます。

しかし、この世の中で責任を具体的に負わず、死んでしまったならそれはその人にとってこの世は完了してしまうのです。

当事者の方は、どの方もそれぞれ様々な価値観をお持ちで、なおかつ感じ方も人それぞれお持ちかと存じます。

私は、この世を去ってしまった人よりも、残された方の方が一生涯そのお気持ちを感じつつ、その現実を毎日毎日突きつけられるご様子、そちらの方が極刑を言い渡されるよりも、逝ってしまう本人よりも辛いと感じます。

ゆえに、巷でよく言われるところの
「就業態度が良かったので途中出所した」
「就業態度が良かったので無期懲役から有期刑に変更した」
などといったことにならない限り、無期懲役の方が犯罪を犯した者に対して厳しい措置となった事情を踏まえ、この方がよかったのではないかと私は思うのです。

問題は、途中で形が軽くなるなどといったことがなされないかと、そちらの方が不安です。
私は、本件で傍聴した経験も持ち合わせておりませんので、具体的に将来どのように対処されるのかは不明ですけれども、
刑は判決通りの刑のまま、保持される事を願いながら、できるならそうなるべく尽力すべきかと感じました。

もちろん、人は人を憎まずいる方が、人のためまた自分のために良いに決まっています。
しかしながらそこまで簡単にいかないのがこの世の中です。
当事者以外のものが「娘さんはそのように望んでいない」「人はそうあらざるべし」などと申したところで、それが時間をかけてもなかなかふに落ちないことである事は考えなくとも察するに時間を要しません。

この場をどのように持ち越すか、残された方々としてなすべきはご本人様各々のなすべきところと言う厳しいところは、他の誰しもが日々責任を持って生きていく点では「公正な比較において公平」であって「すべての人が無条件に平等」であってはならない部分ではないかと思います。

そういった意味で、「事に出遭ってしまった」「事に出遭わなかった」の違いなく「公正に為すべきこと」だと感じています。

過去に執着しないでくださいとはとても言えませんけれども、これから楽しいことや希望を見つける努力をなさっていらっしゃる通りかと存じます。
癒えない傷や病気とは、大変惨たらしいことではありますけれども、共存するほかないと感じます。

あきらめないで、なおかつ、人生のその後さえもおかされないよう、気をしっかりお持ちになってくださいませ。

この件は突発事象であって、誰しもが統計的な意味で防ぎようのなかった事例で、我々にもございます。

この先、踏み倒されないように、生きる目標や楽しむ目標を胸に強くいただきながら、魔に入られない様に、過去も大切に持ちつつ、この先も大切になさって下さいませ。

私も広島駅周辺にはよく訪れます。
どこかですれ違っているかもわかりませんね。
頑張ってくださいなんて恐れ多くて口にできません。負かされぬよう、ご家族の方々、関係各所の方々、応援なさっている方々皆様、お気を確かに、お身体ご自愛下さいませ。
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ひいなさんへ (父です)
2021-04-16 20:46:02
こんばんは。

現在置かれている環境で、生きるより辛い思いをしているとしても
生きている事に対して、どうしても納得が出来ない私です。
尊い命を奪った人間は、自分の命で償え!という考えしか持てません。

でも被告に対して、刑が確定したから命は保障されたけど
塀の中から絶対に出て来るな!と願っています。

これから先、どんな生き方が良いのか?難しい問題ですが
マイペースで頑張る考えでおります。

書き込みありがとうございます。
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